ぎっくり腰(急性腰痛症)

腰に突然疼痛が走る疾患のこと。中腰で重たい物を持ち上げたり、かがんだりした時、腰部に負担が加わることで起こります。関節捻挫・筋肉の損傷・筋膜性炎症などがあります。急性の症状ですので、出来るだけ早い対応が必要です。

当院での治療

急性の場合、アイシング(冷やす)することになります。加えて電気治療や鍼治療、骨盤の矯正、テーピングなどになります。
炎症が落ち着いてきたら温熱療法に切り替え、高周波ラジオ波治療や電気治療、鍼灸治療、骨盤の矯正、ストレッチ、マッサージなどになります。

腰椎椎間板ヘルニア

症状は腰や臀部が痛み、足にしびれや痛みが放散したり、足に力が入りにくくなります。症状は悪いときと良いときを繰り返します。
悪い姿勢での動作や作業、喫煙などでヘルニアが起こりやすくなることが知られています。
痛みが強い時期には安静を心がけなければなりません。筋力が低下してきたら、外科手術も考えなければいけません。

当院での治療

筋肉の炎症ではありませんので、基本的に温熱をかけていくことになります。高周波ラジオ波治療に加え、電気治療や鍼治療、骨盤の矯正、テーピングなどになります。
あくまで対処療法になりますので、より建設的に、体幹の筋肉が低下しないように体幹リハビリトレーニングも必須になります。

寝違え

眠っていて目が覚めたときに、首の後ろや首から肩や肩甲骨にかけて痛みが出る症状。睡眠中不自然な姿勢やデスクワークによる同じ姿勢の持続、スポーツ、労働をして首、肩周りの筋肉に負担がかかるなどが原因になります。急性の症状ですので、出来るだけ早い対応が必要です。

当院での治療

急性の場合、アイシング(冷やす)することになります。加えて電気治療や鍼治療、頚椎や肩甲骨の矯正、テーピングなどになります。
炎症が落ち着いてきたら温熱療法に切り替え、高周波ラジオ波治療や電気治療、鍼灸治療、頚椎や肩甲骨の矯正、ストレッチ、マッサージなどになります。

むちうち

追突や衝突などの交通事故やコンタクトスポーツによって頸部に過度の衝撃がかかる頸部外傷の局所症状です。受傷原因や外傷程度により症状はさまざまで、治療方法や期間は多岐にわたるため、ご自分で判断せず、専門家へのご相談が必須です。痛みを放置すると慢性化し、寛解するまでに時間がかかります。

当院での治療

急性の場合、アイシング(冷やす)することになります。加えて電気治療や鍼治療、頚椎や肩甲骨の矯正、テーピングなどになります。
炎症が落ち着いてきたら温熱療法に切り替え、高周波ラジオ波治療や電気治療、鍼灸治療、頚椎や肩甲骨の矯正、ストレッチ、マッサージなどになります。
ただし、交通事故によるむちうちは、なかなか改善しなかったり、思わぬ後遺症が残る場合がありますので、その時々で治療内容を精査して行うことになります。

四十肩、五十肩

中年以降、特に40歳代〜50歳代に多く、肩関節が痛み、関節の動きが悪くなる症状。髪を整えたり、服を着替えることが不自由になったり、夜中に眠れないほどズキズキ痛む人もいます。関節を構成する骨、軟骨、靱帯や腱などが老化して肩関節周囲の組織に炎症が起きることが主な原因と考えられています。
初期では痛みはあるが動かすことができますが、中期以後では、慢性化した運動痛が続き、肩関節の稼働する範囲もかなり悪くなり、日常生活にも支障が出てきます。出来るだけ早い対処が必要です。

当院での治療

痛みを緩和させ、肩関節の可動域を高める治療として、高周波ラジオ波治療や鍼灸治療、肩甲骨の矯正、電気治療、マッサージなどを行います。
とりわけ、高周波ラジオ波治療の導入で肩関節の深部の筋肉に温熱をかけ動きやすくし、肩甲骨の可動域を高める矯正をすることで、短期で改善が望めるようになりました。

変形性膝関節症

膝まわりの痛みと水がたまってぽってり腫れるのが主な症状。男女比は1:4で女性に多くみられ、高齢者になるほど罹患率は高くなります。関節を支える筋力の低下や関節軟骨の老化のためが原因になります。
症状に段階があり、初期では立ち上がり、歩きはじめなど動作の開始時のみに痛み、休めば痛みがとれるといったかんじです。中期で正座や階段の昇降が困難となります。末期になると、安静時にも痛みがとれず、変形が目立ち、膝がピンと伸びず歩行が困難になります。
痛みで太ももの筋力が落ちてきますので、リハビリトレーニングで筋力強化が必須となります。
症状が進むと、人工関節などの外科手術が必要になる場合があります。

当院での治療

炎症を起こして熱感のある場合、アイシング(冷やす)することもありますが、基本的に温熱を加えます。加えて電気治療や鍼治療、膝関節の矯正、テーピングなどになります。
痛みが慢性化すると、太ももの筋力が低下してきますので、筋力を維持するためのリハビリトレーニングが必須です。

腰部脊柱管狭窄症

安静にしている時にはほとんど症状はありませんが、背筋を伸ばして立っていたり歩いたりすると、太ももや膝から下にしびれや痛みが出て歩きづらくなります。長い距離を続けて歩くことができず、歩行と休息を繰り返す間歇性跛行(かんけつせいはこう)は特徴的な症状の1つです。
前かがみになると和らぎます。歩く時には杖をついたり、シルバーカーを押して腰を少しかがめるようにすると楽に歩けます。

当院での治療

筋肉の炎症ではありませんので、基本的に温熱をかけていくことになります。高周波ラジオ波治療に加え、電気治療や鍼治療、骨盤の矯正、テーピングなどになります。
あくまで対処療法になりますので、より建設的に、体幹の筋肉が低下しないように体幹リハビリトレーニングも必須になります。